代表世話人挨拶

代表世話人 牧野治世子 挨拶

 一月は行く、二月は逃げる、三月は去る…などと、うそぶきつつ、今年ももう半分近くが過ぎていきました。

 コロナ感染者数の増減に、気持ちも生活習慣も揺さぶられるなか、ウクライナ侵攻という超弩級の出来事に遭遇し、少々弁解じみてはおりますが、言葉を失う日々であったように思います。

 

 すべての人にとって、コロナは大きな影響を与えているに違いありませんが、とりわけ、保育園に通うような幼子や、以前は時折会っておしゃべりすることもできたご高齢の方、去年一昨年に大学に入学した若者達、これらの人達の被っている影響は我々の比ではないように想像致します。それでも、身近にいるそうした誰彼に聞くとそれなりに“今”を楽しんでいるようでもあり、そうそう鬱々としてばかりはいないのだと、ほっとしたりします。

 

 2022年の稲門祭は、10月23日開催に向け、準備が進んでいるようです。2020年は中止、2021年はオンライン開催と、変容を余儀なくされましたが、今年はどうなりますでしょう。かつてのように集えるのが一番ですが、どのような形であれ、工夫されていくでしょう。

 

 当会の活動も、大学の支援講座は、一昨年はリモート、昨年は対面とリモートの併用で継続致しましたが、その他の活動は休止状態が続いております。

 巷では懇親会の類いも徐々に増えてきているようです。それぞれにご意見のある所と思いますので、世話人の方々とも相談のうえ、交歓の機会を探っていきたいと願っております。

 

2022.5

不動産鑑定士稲門会

牧野治世子